【紹介】
安川農園は千葉県松戸市矢切地区において、主に「矢切ねぎ」「矢切キャベツ」の生産を中心に祖父の代から農業を営んでおります。矢切地区は小説「野菊の墓」や歌謡曲「矢切の渡し」で知られ、江戸川に隣接しており、対岸の東京都葛飾区柴又は映画「男はつらいよ」で有名です。
【矢切ねぎについて】
矢切ねぎの生産が始まったのは、明治時代初期。当時の東京府、下砂村(現在の東京都、江東区)から「千住ねぎ」の種子を譲り受け、明治3、4年頃から栽培されるようになりました。当時、江戸川を渡る移動手段として利用していた「矢切の渡し」。矢切ねぎの種もこの渡し船に乗って矢切地区にやってきたと言われています。
【矢切ねぎの特徴・美味しさの秘訣】
矢切ねぎの特徴は白身が長く、太く、旨味(甘み)があり、食感も柔らかいです。特に魅力なのは太さと強い甘みです。
矢切ねぎのおいしさの秘訣は、矢切地区の土壌にあります。江戸川の氾濫による沖積土壌、肥沃な土壌や気候がねぎの栽培に適しており、太くて甘みの強いねぎに育ちます。
【ねぎの概念が変わるねぎ】
「焼いてよし、煮てよし」と言われる矢切ねぎ。
生で食べれば、しっかりとねぎ本来の香りが主張し、シャキッと柔らかな食感が楽しめます。火を入れるとトロっとした食感と甘みが味わえます。
その美味しさは、料理愛好家に親しまれることはもちろん、高級ねぎとして贈答品や飲食店などにもご利用いただいております。
安川農園では長年培われた栽培技術や経験を活かし、【ねぎの概念が変わるねぎ】を目指し生産に取り組んでおります。
※矢切ねぎは平成19年12月に地域ブランドとして商標登録されており、全国農産物品評会で3度の農林水産大臣賞を受賞しております。
※安川農園においては、平成に品評会での3年連続の千葉県知事賞、令和に入ってからは毎年、特別賞を受賞しており、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などにも取り上げていただいております。
【野菜直売所】
農園の直売所では矢切ねぎ、矢切キャベツを中心に季節の野菜を販売しております。